2015 年に設立された Kyulux は、九州大学で発明された、レアメタルに頼ることなくコストパフォーマンスに優れた長寿命かつ高純度の発色、さらには高効率な発光すべてを実現する究極の発光技術-Hyperfluorescence™-を軸に、有機 EL ディスプレイや照明に用いる次世代発光材料の開発に取り組んでいます。2016年、KyuluxはHyperfluorescence™の実現に向け、一流の研究開発チームを集結、さらにハーバード大学から独占ライセンスを得た人工知能を活用したマテリアルズインフォマティックス(AIMI)を使用した材料探索システムKyumaticを活用し材料開発スピードを飛躍的に向上させることに成功しました。
また、有機ELディスプレイと照明技術の可能性を最大限に引き出すために、九州を拠点とした産学官連携によって有機光エレクトロニクスのエコシステムを形成し、2020 年には世界初の商用PMOLED ディスプレイの出荷を開始し、世界中の主要な有機EL材料メーカーと協力しながら2023 年には緑色の AMOLED 材料、2024 年までには赤色と青色AMOLED用材料の本格的な商業化に向け順調に開発を進めています。
有機EL業界の未来を変えるゲームチェンジャーとして、革新的な材料と一流のチーム、高度なソフトウェア技術に基づき、有機EL発光技術の未来を創造することが私達の使命です。