Dr. Umamahesh Balijapalli

開発部 材料開発グループ
優れたチームメンバーとKyuluxに参加できる意義

入社前は、Kyuluxの技術の原点となっている技術を開発した九州大学の最先端有機光エレクトロニクス研究センター(OPERA)の元でTADFの研究を行っていました。Kyuluxは、今日世界的に急成長している有機EL業界でのなかで、革新的な技術を使った有機EL材料の開発・販売を行うスタートアップとして知名度があったので、はじめにこの話が来た時はチームとして参加出来る事にとても興奮し、ここなら自身のキャリアが存分に生かせる職場だと思いました。
Kyuluxが掲げている「Hyperfluorescence™で有機ELの未来を創る」という目標を達成するためには、これまでより、多くの労力が必要になるだろうということは理解していますが、革新的で才能にあふれた研究チームや仲間達と新しいスキルを学びながら切磋琢磨していく毎日にとてもやりがいを感じています。

極めるのは単なる「化学」ではなく、新素材をデザインすること

主な仕事はOLED材料の設計・新素材のデザイン・合成そして特性評価です。それぞれのタスクと目標を具体的にまとめると次のようになります。

  1. 科学的ツールとソフトウェアを使用して高度な設計手法と簡単な合成ルートを構築する。
  2. プロセスの処理を容易にし、費用対効果を高め、歩留まり向上を目指した合成方法の改善ルートを探る。
  3. カラムクロマトグラフィー技術、再結晶化、真空昇華などのさまざまな方法を使用して発光純度を高める。
  4. NMRなどの分析ツールを使用して、発光構造分析を行う。
  5. 性能と安定性を向上させることを目的とした、高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)を使用した高純度材料開発。
  6. 特性評価システムのテスティングおよび開発サポート。
  7. 光学的および電気的な基本特性の評価を通じて、新素材の光物理的特性を研究し顧客向けの新素材を設計する。
大切なのは顧客にとって「100%」を目指すこと

単に基礎化学を使って新しい材料を開発するのはさほど難しい事ではありません。それが企業となると、業界の要件を満たすために重要なパラメータを検討したり、リアルタイムアプリケーションで機能する材料を開発する必要があります。顧客が求めているのは、常に優れた効率・優れた色純度・そして優れた耐久性を兼ね備えた材料であり、同時にそれらを完璧に満たす材料開発が私達に求められます。

私達は常に業界・顧客が満足できる材料を提供することを目標とし、有機ELの概念や高度な技術を調査するために、業界の研究所や企業・大学らと協力しながら研究を進めながら、Kyulux独自のハイスループット マテリアル インフォマティクス シミュレーションシステム-Kyumatic™-を使用した材料開発にも取り組んでいます。
グループリーダーとして、チームの監督、研究指示やアドバイスを行うだけでなく、特許作成や安全管理体制の徹底などにも気を配り、チーム全体がパフォーマンスの基準を遵守できるよう常に心がけています。

社員個人の専門的成長を支えてくれる会社

 Kyuluxファミリーに参加できる意義

Kyuluxは、社全体で国内外で80名を超える社員がいます。言語の違いという意味ではコミュニケーションに少し難しさを感じることもありますが、化学的用語を使用したやり取りでお互いを理解できるので仕事を進めるうえでは大きな問題はありません。
会社は社員のエンゲージメントを高めるために、社会活動やスポーツイベントを開催し、常に社員同士が文化的・友好的に交流できる場を提供してくれるので、仕事とプライベートを無理なくバランスよく楽しむことができていると思います。

ONE TEAM-SAME VISION、そして真のチームとしての団結

私達は、顧客のために最高の材料をつくるという共通のビジョンを共有し、共通の目標を達成することに尽力しています。チームとして団結していて、他の場所では見られない真の協力の精神があると思っています。私は自分の仕事が好きですし、メンバーを家族のように思っています。私達一人一人の存在がひとつの素晴らしいKyuluxチーム(1チーム)として成り立っています。

近い将来、TADF /Hyperfluorescence™材料がインクジェット、光検出器、センサー、バイオマーカーなど未来の有機ELデバイスに使用され、さらに多くの様々なアプリケーションに採用されることを期待しています。そしてまだ少し先になりますが、将来はオプトエレクトロニクス業界で有機EL研究のリーダーとして活躍することを夢見ています。そしてそのもう少し先の未来には母国に戻り、自分のスタートアップを立ち上げる事ができたら最高ですね。