11月13日(水)稲盛財団記念館(九州大学伊都キャンパス) にて、 Dr.チン・W・タン( 第35回京都賞2019先端科学技術部門受賞 香港科技大教授・ロチェスター大学名誉教授)による京都賞受賞記念ワー クショップ~有機ELの科学と技術:現在、そして広がる未来~が 開催されました。
タン博士と共に有機ELの世界を牽引してきた安達千波矢教授は、 これまでのタン博士の30年の業績をたたえると共に、 有機半導体エレクトロニクスの次の30年をどう切り開くかを議論 しました。
式の終わりに、 KyuluxのCEO安達淳治氏は安達千波矢教授( 九州大学教授・Kyulux技術アドバイザー)と共に 今年10月にWisechipがプレスリリースした、 世界初のHyperfluorescence™ PMOLED製品のデモキットの贈呈を行いました。有機ELの生 みの親であるタン博士は、30年の時を経て著しく進化したPMO LED発光パネルを手に今後の更なる発展への期待と将来の展望に 胸を膨らませました。
京都賞について
「京都賞」は、科学や技術、思想・ 芸術の分野に大きく貢献した方々に贈られる日本発の国際賞で、「 先端技術部門」「基礎科学部門」「思想・芸術部門」 の3部門4授賞対象分野の専門領域において優れて顕著な功績を残 した人物を対象とし、3つの部門の受賞者には、 メダルやディプロマのほか賞金1億円が贈られます。
「京都賞」は、科学や技術、思想・