有機EL市場

有機ELは、2000年代の初め以来普及し、近年さらに飛躍的に発展しています。 有機ELは、スマートフォン、ウェアラブル、テレビ、VRヘッドセットのためのディスプレイとして採用されており画質の品質向上もさることながら、有機ELはさらに薄く軽くフレキシブルとなりつつあります。

Rollable OLED prototype (SDC)

折りたたんだり、丸めたり、さらには伸縮可能なフレキシブル有機ELが市場に参入しており、近未来には新しいタイプのデバイスが登場することになるでしょう。

有機ELディスプレイ市場はここ数年急速に成長し、2018年には約5億台の有機ELディスプレイが出荷され、その収益はすでに約250億ドルを超えたと推定されています。市場は今後数年間で急速に成長すると予測されており、 スマートフォンやテレビ用の有機ELディスプレイの需要が高まっています。 DSCCは、2022年までに年間10億個を超えるOLEDパネルが生産され、有機ELの売上高は約500億ドルに達すると予測しています。

モバイル有機EL市場においては、サムスンディスプレイが2007年にAMOLEDディスプレイの製造を開始しました。その後、LGディスプレイ、BOEディスプレイ、Everdisplay、Visionox、Truly、Sharp、AU Optronicsなど多くのディスプレイメーカーが参入しています。有機ELテレビ市場も拡大しており、2018年には約300万台の有機ELテレビ生産が見込まれ、製造企業であるLGディスプレイは2021年までにより多くのメーカーがこの市場に参入し、その市場は600万パネルを越えるまでに拡大すると予想しています。

有機EL材料市場

また、急速に成長を続ける有機EL産業に不可欠なのが有機EL材料ですが、 DSCCによると材料市場は2018年の10億ドル強から、2022年には20億ドルを超えるまでに成長すると予想されています。

出典:DSCC