株式会社Kyuluxは、2015年に設立された九州大学発のスタートアップ企業で、有機ELディスプレイや照明に用いる次世代有機EL材料の開発に取り組んでいます。
Kyuluxが実用化に向け開発を進めている「Hyperfluorescence™」は、有機ELの第3世代であるTADFと共に九州大学の最先端有機光エレクトロニクス研究センター(OPERA)で誕生した第4世代有機EL発光技術で、レアメタルフリー・高コストパフォーマンス・長寿命かつ高効率で高色純度発光を実現できる究極の次世代有機EL発光技術として期待されています。
2016年、Kyuluxは材料開発を加速させるために、ハーバード大学から独占実施権を得た最先端の人工知能(AI)に独自の機能を加えたマテリアルズインフォマティクス(MI)システム「Kyumatic™」を開発し、材料開発に活用しています。Kyumatic™は、材料探索システムに20万回を超える量子化学計算や材料物性・デバイス評価結果などを蓄積した画期的なAIMIプラットフォームで、材料開発スピードを飛躍的に向上させることに成功しました。
2023年には、本社の隣接地に建設された研究・商業・住宅施設のコラボレーションタウン「いとLab+」に生産管理拠点を移設し、量産化に対応すべく生産計画管理、量産向けプロセス開発、および品質管理体制を強化しています
有機EL業界の未来を変えるゲームチェンジャーとして、革新的な材料と一流のチーム、高度なソフトウェア技術に基づき、有機EL発光技術の未来を創造することが私達の使命です。