Kyulux、CSO安達淳治が世界知的所有権機関(WIPO)のダレン・タン事務局長との会談に参加

本会談は、2024年2月22日、WIPOのダレン・タン事務局長が日本公式訪問中に福岡で開催され、政府高官、民間部門の主要人物、学生代表らと共に、ビジネス、コミュニティ、文化の原動力として知的財産に裏付けられたイノベーションと創造性をさらに促進する方法について議論を行いました。

写真提供:WIPO https://www.wipo.int/about-wipo/en/dg_tang/news/2024/news_0005.html

タン氏は、日本の進んだ特許制度を発展途上国に広めていく特許のエコシステム構築に興味を持っており、約1時間半の意見交換で、日本の産業界における特許の位置づけ、Kyulux設立時の経緯と特許の大学からの移管、VCによる特許の評価と出資との関係、大学発スタートアップと大学における知財面での課題、Kyuluxの知財経営戦略について現状認識と課題などを話し合いました。

安達との会談後、タン氏は次のようにコメントしています。
「九州大学、特に知財ポートフォリオの取得に関してのご経験を共有していただきありがとうございます。 知的財産権の尊重の重要性、大学発スタートアップの成長支援、知的財産管理ランキングなど、さまざまなトピックを含む対話は建設的で興味深いものとなりました」