末冨 夏希
事業開発部 FAE グループ
新しい分野への期待、そして挑戦

前職は大手ディスプレイメーカーでVRやモバイル向けディスプレイパネルの営業を担当していました。Kyuluxは、今日では日常的に目にする機会が増えている有機ELディスプレイパネル向けの発光材料を開発・製造している九州大学発のスタートアップ企業で、革新的な技術でIPOを目指すなど、若くて勢いがあり、未来の成功に希望が持てる会社でした。自身のセカンドキャリアとして何がしたいかを考えた時、これまでの歴史を塗り替えられるような新しいものを作り出せる会社に挑戦してみたいと思い、入社を決めました。入社して3年目になり、日常的に海外の顧客とのやり取りを経験する中で習慣や考え方の違いに戸惑う場面もありますが、仕事を通じてこれまでになかった気付きを与えられることもあり、今ではその違いを受け入れ、楽しめるようになったと思います。

お客様と会社を繋ぐコーディネーターとして
私が属するFAEグループは、Field Application Engineeringの略称で、主に技術の専門知識を活かして営業をサポートする部隊です。具体的には顧客窓口としてTADF材料の紹介やそれに伴う技術的なサポートやその他、サンプル手配や契約書管理、新規顧客開拓など、技術サポートを含む様々な営業支援を行っています。時には自社で自信をもって紹介した材料が顧客から高評価を得られないこともあり、お客様の求める性能に近づけるために自社の開発チームと再度ディスカッションを重ね調整を進めていくのですが、自社の開発側とお客様の要望が必ずしも一致するわけではありません。社内だけでなく、時には社外の提携先と協力しながら、開発チームメンバーが少しでも仕事を進めやすくサポートするのも大切な役割だと思っています。

役割はひとつではない。

与えられた役割の一つ一つが今後の私の強みとなっていく

私が入社した2 年前と比べ、年々会社の規模が大きくなり一人一人が担う役割も変わってきました。社員がそれぞれのステージで求められる裁量も異なりますし、会社同様、社員も新しいことにチャレンジしていかなければならないと思います。幸いなことに Kyulux は 新しい経験やスキルを習得する機会に恵まれており、自身も良い意味で鍛えられ、成長しているように思います。大変な面もありますが、この経験が今後の私のキャリアに繋がっていくのだという期待もあります。

信頼できる上司に出会ったことも、私が頑張り続けられる理由の一つかもしれません。業務を進めていく中で困難にぶつかった時、失敗を恐れる気持ちや自信を失いそうになった時、その気持ちを受け止め、盾になってくれた上司がいるからこそ、安心して業務に取り組み、自分がやるべき事にフォーカスできたのだと思います。

お客様が欲しい情報や物をタイミングよく提供できること

誰よりもお客様のことを考えて提案、実行できる人になろうと思って仕事に取り組んでいます。私達は顧客と直接やり取りを行うので、お客様が欲しい情報や物をお客様が欲しいタイミングで提供することが一番重要だと考えています。上手くいかないことがあっても、私達がこのタイミングで最大限に提供できる価値を提供することで、お客様に納得していただく事は必ずあると信じています。
もちろん私一人の力でできることは限られていますので、社内一丸となって、お客様に向けて発信するために、点と点を線にしていく。それが私の仕事だと感じています。

普段の仕事は主に各担当の裁量に任されているので、オン・オフをうまく切り替えながら仕事とプライベートの両立ができていると思います。会社の付近には、きれいな海や山があります。コロナ禍でしばらくお休みしていましたが、状況を見ながら趣味のダイビングや登山を再開したいと思っています。