株式会社Kyulux シリーズBで総額35億円の資金調達を完了

このたび、KyuluxはシリーズBで総額35億円の資金調達を完了したことを報告いたします。 Kyuluxは2016年にシリーズAで事業会社および日本国内のベンチャーキャピタルから約15億円の資金調達に成功していますが、今回のシリーズBでは事業会社と日本国内のベンチャーキャピタルに加え、シリコンバレーの著名なベンチャーキャピタルであるWRVI capital が出資に参加し、WRVIのfounding Managing PartnerであるNicholas Brathwaiteが Kyulux社外取締役に就任しています 。 私達は今後もさらなる製品開発の加速と知的財産面、事業開発面および組織体制の強化をはかるために本資金を有効活用し、グローバルな事業展開を見据えたガバナンス体制を目指してまいります。
CEOからのメッセージ: 「当社はディスプレイ業界を中心にグローバルな事業を推進しており、Deep Tech投資で高い実績を持つ海外投資家と積極的に連携してきました。その結果、シリコンバレーの著名なベンチャーキャピタルであるWRVIからの資金提供で、事業家としても経験豊富であるNicholas Brathwaite (Nic) を社外取締役として発表できることを嬉しく思います。彼のAptinaのCEOとしての経験に加え、FlextronicsのCTOとしての幅広い技術的専門知識はKyuluxにとってたいへん価値あるものとなるでしょう。 また、シリーズA・Bで総額50億円の出資をしていただいた投資家の方々からの期待を考え身が引き締まる思いです。 近年、スマートフォン・大型テレビ分野を中心に有機EL市場は拡大の一途であり、大きな可能性に満ちています。我々は今回の資金を有効に活用し、今まで以上に製品開発を加速させ、高い発光効率と色純度および低コストを同時に達成する究極の有機EL発光材料・Hyperflourescence™の製品化を進め、近いうちに製品開発が成功すると確信しています」